RICOH SP 2300L のIPアドレスを固定する方法(WSR-5400AX6P 使用)
今回は、モノクロレーザープリンタ「RICOH SP 2300L」がネットワーク上でIPアドレスを勝手に変えてしまい、印刷できなくなる問題を解消するために、
NTTのひかり電話ルーター「PR?400NE」にBuffalo製ルーター「WSR-5400AX6P(Ver.1.07)」を接続して使用している構成において、
WSR-5400AX6Pの設定でIPアドレスを固定する方法を記録します。
なお、SP 2300LのIPアドレスが変わるのは、
上流にあるPR?400NE(ひかり電話ルーター)を再起動したときに、Buffalo側のDHCPリースがリセットされ、
プリンタに別のIPアドレスが割り当てられてしまうことが原因と考えられます。
MACアドレスの確認方法
まず、プリンタに対して固定IPを割り当てるには、MACアドレス(物理アドレス)が必要です。以下の手順で印刷して取得します。
- プリンタ本体の「メニュー」ボタンを押す
- 「リスト/レポート印刷」を選択
- ネットワーク設定レポートが印刷されるので、その中の「物理アドレス(MACアドレス)」を確認
また、IPアドレスはプリンタの電源を入れた直後に、本体の小さな液晶画面に表示されます。
BuffaloルーターでのIPアドレス固定設定
次に、Buffaloルーターの設定画面で、プリンタのIPアドレスをMACアドレスに紐づけて固定します。
※うちの設定では、ルーターの管理画面には http://192.168.11.1/
でアクセスできるようになっています。
- ブラウザで
http://192.168.11.1/
にアクセス - 管理画面にログイン(ID・パスワードはルーター背面ラベルに記載)
- 「詳細設定」画面に進む
- 左メニューの「LAN」→「DHCPリース」をクリック
- プリンタ(例:192.168.11.37)の行を探す
- 右端の「手動割当に変更」ボタンをクリック
これにより、MACアドレスに対して静的なIPアドレス(例:192.168.11.37)が予約されます。
一覧からは消えますが、以後は常に同じIPアドレスが割り当てられるようになります。
確認と注意点
- 設定後は、ルーターとプリンタの両方を再起動してください。
- Windows側でプリンタのポートが旧IPアドレスに固定されている場合は、「デバイスとプリンター」→「プリンターのプロパティ」→「ポート」タブでIPの見直しを行ってください。
以上の方法で、SP 2300LのIPアドレスが毎回変わってしまう問題を防ぐことができます。
同じ症状でお困りの方の参考になれば幸いです。
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